中年理学療法士の雑談

30代の理学療法士がリハビリや趣味について徒然と書いてます

心臓のリハビリって?

こんばんは、きぃたです。

 

私は現在、循環器疾患を中心にリハビリをさせてもらっています。

 

その中で、よく患者さんから『心臓の病気で入院したのにリハビリするの?』と聞かれます。

 

一般的なリハビリというと、整形疾患(骨折など)や、脳血管疾患(脳梗塞脳出血)などを思い浮べる人が多いですが、それ以外にも呼吸器や外科、内科、がんといった入院しているほぼすべての人にリハビリが適応になります。

 

本当に昔の医療は手術をしたら後は安静にして退院です。と言われることが多かったみたいです。きっとその頃の名残りなんでしょうね。

 

・入院前に具合が悪くて動けなかった

・手術をして身体に負担がかかった

・入院したら全然動かなかった

 

など、様々な理由で体力は落ちてしまいます。

 

そのため退院してからも今まで通りの生活ができるように、今までより良い生活ができるようにリハビリをしていきます。

 

その中で心臓は一度病気になってしまうと、今まで通りの生活ができなくなってしまうことが多くなります。

 

再発の予防や病気の改善のために、食事や投薬、運動、禁煙といった生活習慣の是正と、心臓の状態に合わせた生活が重要になります。

 

それも一生涯・・

 

なかなか一人で続けていくのは大変ですよね。

 

だから、そういったこれからの人生を手助けしていくことが心臓のリハビリになります。

 

病気を繰り返さないように・・

少しでも元気で楽しい生活が送れるように・・

 

一緒に頑張っていきましょう。