心臓リハビリと身体所見
こんばんは、きぃたです。
今回のタイトルは心臓リハビリと身体所見です。
リハビリをしている皆さんはフィジカルアセスメントをどのくらい意識してリハビリしてますか?
またリハビリをされている人は自分の体のことをどのくらい感じていますか?
心臓リハビリはリスク管理が重要となります。
その中で身体所見というとは循環器疾患を知るためにとても重要な評価となります。
例えば、心不全の患者さんであれば足のむくみや息切れ、体重の増加、尿量の減少といったことが起こります。
これは心臓に負担がかかることで血液を送れなくなり全身に血液のうっ血と低灌流が起こるからです。
こういったことを理解しておくことで、体のどこにどういった症状が起こっているかを早期に把握することができます。
これはリハビリ中や入院中の人に関しても同じですね。
次回ももう少しフィジカルアセスメントのことについて話したいと思います。
芯の通った生き方
こんばんは、きぃたです。
今日のお題は『芯の通った生き方』。
といっても気持ち的な話しではなく、体軸や重心についてです。
まず、皆さんは普段自分がどうやって立っているか知っていますか?
よく携帯電話やパソコンを使っている方や、仕事で重たいものを持っている方、車に乗っていることが多い方・・いろんな姿勢から人の身体は真っ直ぐに保てなくなり、肩こりや腰痛、膝の痛みなど身体に様々な症状が起こってきます。
では、真っ直ぐに立つとはどういうことでしょうか?
リハビリ的には重心線が体の中心を通って立つということがまず重要になります。
まず、横からみた時です。
重心は上から耳たぶ、肩、股関節の横の出っ張った骨を通り、膝、外くるぶしの少し前を通ります。
次に後ろから見た時です。
頭の後ろにある出っ張った骨を通り、背骨、お尻の割れ目、両方の膝の間、内くるぶしの間を通ります。
これがズレているということは真っ直ぐに立てていない、もしくは身体が歪んでいると考えられます。
正しい姿勢をとるということはまず自分の姿勢を知ることから始まります。
明日から朝のファッションを確認するついでに自分の姿勢を確認してみませんか?
キッカケ
こんばんは、きぃたです。
先日、大阪・京都を中心にした地震がありましたね。
まだまだ本震や余震があるかもしれないとのことで、皆様の無事と安全を祈っています。
今や、いつどこで大きな自然災害にあうかわからない時代になりました。
そのための備えを昨年ようやく行うことができました。
家族三人分の災害バッグ。
備えあれば憂いなしとわかっていても、なかなか使わないものにお金をかけるのはもったいなく感じたり、後で後でと思ってズルズル流してしまったり・・。
でも子供ができて初めて『念のため』と動くことができました。
そう思うと何をするのにも私にとって子供はとても大きなキッカケになってくれています。
このブログを読んでくれている人にも少しでも何かのキッカケになれば幸いです。
説明上手と思いやり
こんばんは、きぃたです。
この仕事をしていると人にいろいろ説明をすることが多いです。
患者さんに病気や治療の話をしたり、実習生に指導をしたり・・。
よく人に教えるためには、深く理解していないと教えることができない。
そのためにより一層勉強をしていないといけないと言われます。
ただ、実際は知識に加えて伝える力というのも必要だと考えます。
というのも、私は人に教えるのが苦手です。
自分の頭の中の道筋を人に伝えるというのがうまくできないんですね。
だから人にわかりやすく道筋を立てて指導できる人をうらやましく思います。
説明上手な人はきっとどういう流れで説明していけば相手が理解しやすいか。
ロジカル的なことだけでなく、相手のことを考えて話すことができているということなんでしょうね。
説明上手と思いやり。
違うようで実は同じようなものなのかもしれません。
運動のFITT
こんばんは、きぃたです。
今回は前回の生活習慣病予防の運動についてお話ししたいと思います。
まず、運動で重要なのはFITTです。
FITTというのは、
・Frequency(頻度)
・Intensity(強度)
・Time(持続時間)
・Type(種類)
の頭文字をとったもので、運動では上記の4つを考え、処方します。
まず、頻度。
有酸素運動では一週間に3~5日間を目安にします。
可能であれば毎日でも構いませんが、少しずつでも続けることが重要です。
次に強度。
心臓リハビリで通院している方であれば、心肺運動負荷試験という心臓の検査をしていると思うので、AT(嫌気性代謝閾値)といわれる心臓に負担のない強さで自転車エルゴメータの重さや、AT1分前の心拍数、peak VO2(最高酸素摂取量)の40~60%で処方されるでしょう。
しかし、検査をしていない人では予測最大心拍数1)の50~70%やKarvonen法を用いた心拍数で計算することが安全で適切な運動強度を考えることができます。
※1)予測最大心拍数:(220ー年齢)で求めます。
2)Karvonen法:(予測最大心拍数-安静時心拍数)×運動強度+安静時心拍数
運動強度は0.4~0.6程度を用います。
また、簡易的なものとして主観的運動強度(Borg scale)の11~13で考えることもできます。
次は持続時間です。
有酸素運動では20~60分で処方することが多いです。
これは脂肪の燃焼や代謝の向上が20分から始まるためです。
最後に種類です。
これは最初のうちからお話ししているように有酸素で行える運動。
ウォーキングやジョギング、自転車運動が一般的です。
それ以外にも軽負荷で軽く息が弾む程度の運動であれば有酸素運動にあたります。
今回は生活習慣病の予防での運動処方についてお話しました。
少しわかりづらいところもあったと思いましたが、まずは少しずつ体を動かす習慣をつけていくことから始めましょう。
そして運動は軽く息が弾む程度で少し長めに、そして楽しく行いましょう。
「継続は力なり」
お互い頑張りましょう。
心臓リハビリでの生活指導
こんばんは、きぃたです。
心臓リハビリと生活習慣は切っても切り離せない大切なものです。
というのも、心臓病は『高血圧、糖尿病、脂質異常症、肥満』を持っている人ほどおこりやすいと言われています。
この病気・・どこかで聞いたことありませんか?
そう、生活習慣病です!
つまり不摂生な生活をしている人ほど心臓病になりやすいんです。
そのために、食事療法や運動が大切になるんですね。
まず、食事に関しては減塩や糖分、炭水化物や脂質などの取りすぎが挙げられます。
一つ一つの栄養素は重要でも取りすぎはよくないということですね。
そして運動に関してはなんといっても有酸素運動が第一選択になります。
そして、その後に筋力訓練などのレジスタンストレーニングとなります。
有酸素運動とはウォーキングやサイクリングなど
運動の強さや頻度など、詳しい運動処方に関してはまた次回。