中年理学療法士の雑談

30代の理学療法士がリハビリや趣味について徒然と書いてます

子供の成長とリハビリ

こんばんは、きぃたです。

 

子供の成長をついリハビリ的な視点で考えてしまうことがあります。

 

例えば、歩いている時の動揺は、体幹の安定性が低いから、インナーマッスルや股関節周囲筋に刺激を入れてあげればいいんじゃないか?とか、足の裏を刺激することでメカノレセプターを刺激して、重心の感覚が入りやすくなって、バランスを取りやすくなるんじゃないか?

 

正常発達から考えると何ヶ月でこれができるようになって、もうすぐこれができるのか・・。

 

などなど。

 

でも、子供は何もしなくても自分で感じて、挑戦して失敗してまた挑戦して・・そしていつの間にかできるようになるんですよね。

 

誰が教えなくても自分の力で成長していく・・。

 

こっちがいろいろやろうとすることは親のエゴなのかなーと感じることもあります。

 

でも子供は自分一人では生きていけません。

 

だから親が手を貸してあげるんですよね。

 

リハビリもそこは同じかもしれません。

 

なんでもかんでもやってあげるなら患者さんの為にならないし、成功も失敗も自覚できない。

 

自分一人ではできない部分に手を貸してあげるだけでいい。

 

他の人より遅くてもいいんです。

 

違っててもいいんです。

 

その人らしくできればそれでいいんです。

 

そう思うこの頃です。